リビング学習って本当にいいの?
リビング学習をする小学生が増えています。リビングは周りに家族がいるから安心できる反面、親が過干渉しすぎるという危険性もあります。失敗しないリビング学習のコツをまとめてみました。
リビング学習とは
近年「リビング学習」をする子供が増えています。リビング学習とは、その名前の通り、家族のいる居間で勉強することです。
リビング学習が注目されたのは2010年頃から。学習効果が高いとして教育雑誌で特集されたのがきっかけだそうです。ベネッセが2013年に行ったアンケートでは小学校1,2年生の8割がリビング学習をしているという結果となりました。
リビング学習のメリット、デメリット
リビング学習のメリット
- 家族が近くにいることで、子供が落ち着いて集中できる
- わからないところをすぐに質問できる
- 親としても子供がきちんと勉強しているか見守れる
一番のメリットは「子供が安心感を得られる」ということ。風が吹いただけでも「お化けがいる」と不安になる子もいるので、家族が近くにいることは子供にとっては安心できる環境となります。
リビング学習のデメリット
- 親が過干渉になりがち
- 家族の話し声やテレビの音で集中しにくい
リビング学習のメリットは、そのままデメリットにもなりやすいようです。
特に親の過干渉は気を付けたいですね。「早くやりなさい」と言われても、なかなか勉強を始められない子もいます。「最初の一問だけやろう」など、勉強に取り掛かるハードルを低くする工夫も必要です。
また、弟や妹がいる場合は、勉強に集中しにくい環境になってしまいます。勉強中は弟妹は隣の部屋で遊ぶ、テレビ視聴はしない、などのルールも作りたいものです。
その机、大丈夫?
リビング学習をすると決めている家庭では、わざわざ学習机を購入しないかもしれません。
ダイニングテーブルをそのまま使えばいいでしょ?
確かにそうなのですが、その机は子供の高さに合っていますか?高さの合わない机を使うと姿勢が悪くなり、集中力が削がれます。
リビング学習用の机
私がこどもの頃の学習机というと、とにかくでかくて、簡単には動かせない、どっしりしたデザインばかりでした。
しかしリビング学習が定着するに伴い、小型の学習机がよく売れているそうです。
どんなリビングにも合うシンプルデザインが多いです。デスクサイズもコンパクトで、リビングに置いてもジャマになりにくいのが特徴です。
リビング学習向きのデスク
- 一般的な学習机より一回り小さい
- 奥行きが狭め
購入時には設置する場所を測定して、きちんと納まるサイズのデスクを選びましょう。
デスクの幅が140cmと長めのデスクは、親子が並んで作業ができます。こどもの隣で作業をしながら、勉強を見守ることができますね。
クッションでひと工夫
リビング学習用のデスクはあるけど、それでも設置場所が困るという家庭も多いと思います。
その場合は、イス用のクッションで高さを調整するのもひとつの手段。
クッションで高さ調整をする場合は、しっかりしたものを選ばないとかえって集中できなくなりそうですね。こちらのクッションは2枚重ねになっているので、高さの調整もしやすいのが魅力です。
足りない照明はスタンドライトで。
リビングの照明は勉強をするには暗め。
手元を照らすスタンドライトも用意する方がいいですね。
充電式のスタンドライトなら、電源の位置を気にせず使えますね!こちらのLEDライトは折りたたむとコンパクトになるのも魅力です。
テーブルマットで快適に
リビング学習をする場合、テーブルマットがあると便利そうです。
テーブルマットのことは姉から聞いて知ったのですが、食卓で使う布ではないのですね。ちょっとした仕切りもついていて、特別なパーソナルスペースという感じがあります!
テーブルマットを使うといい点は
- シート上にゴミ(主に消しゴムのカス)をまとめられる
- 筆圧や汚れからテーブルを守れる
- 勉強道具をまとめて持ち運べる/li>
などです。
夕飯前にリビングで勉強していて、「さ、ご飯だから片付けて」となった時でもノートを開いた状態のまま移動できるのはいいですね。
折り畳み式の、仕切りも見つけました。
クリップでプリント類を留められるし、私は適度な仕切りがある方が落ち着くので、こっちもいいな。
リビング学習で勉強に集中できない子は、こういう仕切りを試してみるといいかもしれませんね。
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