夏休みの生活リズムの乱れは1週間で治す
夏休みや冬休みの長期休暇は、子供にとって特別なもの!でも、だからといって毎日夜更し、朝寝坊という生活リズムになっていませんか?テレビで特集していた夏休みで崩れた生活リズムを直すコツをまとめてみました。
夏休みでも正しい生活習慣を
夏休みの終わる1週間前。メーテレの「ドデスカ!」という番組で、夏休みの子供の生活リズムについて特集していました。
夏休みというとやはり開放感も大きく、夜更し&朝寝坊という生活をしてしまう子供が多いそうです。
『夏休み中、規則正しい生活をできたか』というアンケートでは、高学年になるほど不規則な生活を過ごしがちなんですって!
小学校6年生の場合、
学校のある日 | 【睡眠】22:20【起床】6:41(8時間21分) |
夏休み中 | 【睡眠】22:26【起床】7:29(9時間03分) |
と、平均的に起床時間が50分も遅くなっているそうです。眠る時間はそれほど変わりません。しかし朝きちんと起きれないのは、学校が始まると困ります。
生活リズムの乱れ=背が伸びなくなる?!
専門家の話によると「生活リズムが乱れると、成長ホルモンの分泌も乱れる」のだそうです。成長ホルモンの分泌が乱れると
- 背が伸びない
- 体重が増えない
といった問題が出てきます。昔から「寝る子は育つ」なんて言いますが、その通りなのですね。
また、脳がうまく休まらないことで
- 食欲がない
- 集中力がない
- 疲れやすい
- 怒りっぽい
といった影響も出るそうです。学校生活はもちろん、日常生活にも支障が出てきてしまいます。
生活リズムを直すには1週間かかる
人間の体内時計というのは、1日25時間なのだそうです。1時間くらいの修正ができるように少し幅があります。
しかしそれを超えるとなかなか直すのが難しく、生活リズムを直すには1週間かかります。時差のある海外に旅行した時にも、元の生活リズムに戻すのには1週間かかります。これと同じ事ですね。
生活リズムを直すには、毎日少しずつ学校の時間に合わせて起きることが重要になります。
生活リズムを直すには
- 起床を学校と同じ時間になるよう、毎日少しずつずらす
- >カーテンを開けて、太陽の光を浴びる
- 朝ごはんはしっかり食べる
- 日中は適度な運動をする
ことが重要です。
太陽の光を浴びることで「メラトニン」という眠気を誘うホルモンの働きを低下させることができるのだそうです。また、日光を浴びると交感神経を刺激されて、目覚めがよくなるそうです。
また、日中に運動をすることで、適度な疲労感が出て眠りやすくなります。1日中クーラーの利いた部屋の中で過ごしていては、疲労感は感じないですよね。
寝る前のゲームはNG
眠る前のパソコンやスマホは睡眠の妨げになると、よく言われています。それはもちろん子供たちにもあてはまります。
子供の場合スマホではなく、寝る直前までゲームをしている子が多いそうです。
何故眠る前のテレビやゲームがいけないかというと、強い光で脳を興奮させたり、メラトニンの生成を抑制してしまうためなのだそうです。
眠る前は
- ゆっくりと本を読む
- 部屋を暗くして、親子の語らいの時間にする
と、穏やかな睡眠を得やすいそうです。
大人も早寝早起き
生活リズムがずれている子供の保護者は、睡眠リズムがずれている人が多い傾向にあります。
大人も良い生活リズムをすることで、子供の生活リズムが作りやすくなります。家族で正しい生活リズムを送れるように心掛けたいですね!
★この記事の評価★
★★★★★