安くお手軽に子供をキャンプへ連れて行く方法
初心者も安心の「こんなに少なくてOK!」な、キャンプ道具の紹介です。寝袋無しでもキャンプできるし、安くて「買って良かった」ランタンフックも紹介します。ファミリー向け無料キャンプ場の探し方やポイントを、ママ目線で改めて考えてみました。
子どもとのキャンプ、何を持っていく?
子供と一緒にキャンプと言っても、特別な荷物はありません。デイキャンプでも一泊キャンプでも、持っていく道具は、基本的に大人だけキャンプと同じです。我が家は特別「子供用の」キャンプ用品は買いませんでした。キャンプに持っていく荷物は、子供服とおやつが増えるくらいです。
キャンプ道具を車に積む
先日のウチのキャンプ道具。トヨタのハイラックスサーフの荷室に、全てのキャンプ道具を積みました。まだけっこう空間があります。
テント、布団、シュラフ(寝袋)とマット、ランタン、コンロ、クーラーボックス、調理道具・食器、着替えくらいです。この中で「いかにもキャンプ」って道具はテント、シュラフ、ランタンくらいです。
もしキャンプ初心者で、キャンプ道具を持っていない方は、シュラフは布団、ランタンは懐中電灯でOKです(小さなランタンなら100円均一で売ってます)。私は以前は寝袋でしたが、今はテントや車の中で布団で寝ています。やっぱり布団のほうがよく眠れるんです^^
キャンプにおもちゃは必要?
キャンプにおもちゃを持って行くと、荷物が増えます。だからできるだけ持って行きたくないんですよね^^;
でも今回はストライダー(ペダル無し自転車)とヘルメットを持って行きました。練習中なので、今回は持っていかなきゃってかんじ。
キャンプ場の駐車場からテントサイトまでは子供が持って移動してくれたので、運ぶ荷物は増えませんでした。よかった。
実はこの他におもちゃが…親が知らないうちに子供がミニカーを持って来ていました。「え〜っ邪魔なもの持ってきて…」と思ったけど、雨が降った時にターフやテントの中で遊べたので、結果オーライ。
「寝る前に読む絵本を忘れた!」と思ったのですが、絵本なしでも寝てくれました。
幼稚園の年長さんや小学生なら、おもちゃよりお手伝いのほうが喜ぶかもしれません。テント張りやご飯作りは、子供なりに真剣に取り組みます。
雨が降りそうならテントとタープを張る
今回は雨が降りそうだったので、テントだけでなくタープも張りました。雨が降らなくて、日陰があるキャンプ場なら、タープ無しでOKです。
テントの出入り口の上に重ねてタープを張ります。タープがあれば、雨で靴が濡れませんし、靴を履くスペースが広く取れます。トイレへ行く時も、傘をさしやすくて便利。
ウチの子は「ここがおうち!」と思うのか、けっこうタープの下に入っていました。走って迷子になるよりいいかな?
テントの中。2歳児(あと3週間で3歳)が立ってます。身長は90cm。このテントはモンベルのムーンライト7型というテントで、6〜7人用です。このくらいの子供なら、テントの中で走り回れます。
子供キャンプは寝袋じゃなくて布団がオススメ
手前はシュラフ、奥はシュラフの下に敷くマットです。
このマットはダンロップ(DUNLOP) キャンピングマット 31mm GMT27というので、マットの横に付いているマジックテープで連結できます。つまりダブルベッドになります(ベッドより幅は狭いです)。
7月のこの日は、マットの上に敷きパッドを敷いて、夏布団をかけて寝ました。寝相の悪い子供を無理して寝袋で寝かせるよりも、よく眠れます。
買って良かったキャンプ道具ランタンフック
今回、初導入のランタンフック。「いらないでしょ〜」と思っていましたが、ビックリするほど便利!
安くって、一器多用。オトク感があります。あと2本くらい追加購入したい^^
上の写真は、ランタンフックに野菜干しネットをかけて、濡れタオルを干しています。
干し網の上に濡れた子供の服(牛乳こぼした…)を干し、ネット内には子供のミニカーが入っています。
夜は熊よけの風鈴をかけておきました。
パパはランタンを掛けるつもりでフックを買いましたが、ママ的にはフックに干し網を掛けて、その中で洗った食器を乾かしたいと思ってました。試してみたら、夕食の食器を洗った後(夜で真っ暗)に便利!パパも感激していました。
大人数のグループキャンプで人手があるなら、洗い場でネットを持っててもらって、食器を洗ったらすぐにネットに入れて乾かせます。
ネットはこうゆうオシャレなのもあります。
小さくたためてポーチも付いているので、キャンプで持ち運ぶのに便利ですね!
子どもと行くなら無料のキャンプ場
キャンプ場の選び方…できれば無料がいいですよね。無料なら気軽に何回もキャンプできます。
特に初めてのキャンプだと、子供が「帰りたい!」「お家で寝たい!」とグズらないか不安です。急な病気やケガがあるかもしれません。雨も降るかも。
そんな時、無料キャンプ場なら「今日はキャンプせず、家へ帰ろう」という早い判断ができます^^
有料キャンプ場だとどうしても「もうちょっと様子を見てみる…?」になっちゃうんです。無料なら気楽なので、子供が「ちょっと体調悪そう?」な時も、熱が出る前に病院へ行けます。
友達家族も一緒にファミキャン
無料のキャンプ場なら、お友達家族をお誘いしやすいのもメリット。
たいていの親は「子供に自然体験をさせたい」と考えているので、誘われれば「子供を連れてキャンプへ行きたい」と思うでしょう。
でもキャンプ初心者は 「えっ…キャンプって、何をどう準備すればいいの?!」の次に「いくら費用がかかるの?」という疑問も生まれます。
「キャンプ場は無料」というだけで、キャンプへ行きやすくなって、日本の多くの子供が、日常と違った体験を楽しむことができるんですよ〜^^
無料キャンプ場の探し方
無料のキャンプ場はインターネットを使って探すことが多いと思いますが、
- トイレ
- 水場
- 駐車場の数と場所
は、チェックしておくと安心です。
トイレはきれい?
トイレは、テントサイトから遠いかどうか、どの程度きれいに掃除されているのかを確認します。子供が一人で行けないほどトイレが遠かったり、電気が無くて怖がると困りますよね。
大人の男の人は感覚が違うので、パパだけでなくてママ目線でも確認しておくといいと思います。
あ、「トイレットペーパーあります」と書いてあっても、自分で持って行く事をオススメします。予備がなかったり、湿気で濡れてることがあります。トイレットペーパーは他にも、食べこぼしをキレイにしたり、食器を洗う前に拭ったりできるので、あると便利ですよ。
水場はある?
無料のキャンプ場には水場が無い所があります。
でも併設の公園の水場が使えたりすることも。キャンプ場だけでなく、周辺施設も調べるといいです。
駐車場は?
駐車場は、台数が十分確保されているかどうかを確認します。
無料のキャンプ場はサイトの区画が無くフリーだったりするので、駐車場の台数が少ないと、車が停められないかもしれません。
あと、駐車場の場所がキャンプサイトから遥か遠く離れていると…キャンプ道具を運ぶのが大変です^^たくさんの荷物を持ってたくさん歩くのが気にならなければ大丈夫です。
こういった情報はキャンプ場の公式サイトや、キャンパーブロガーさんのブログが参考になります。キャンプ場の地図や駐車場台数は公式サイトが詳しく、トイレやサイト全体の雰囲気などはブロガーさん達が熱心に書いています。
有料でなくて無料のキャンプ場でも、事前に予約が必要なことがあります。予約の必要不要も確認して下さいね。
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